2014年3月18日火曜日

好きだったんだなぁ





引越す前に住んでいたマンションは今住んでいるところのすぐ近くです。





買い物に行く時にも、もうすぐ長男が通う幼稚園へ行く時も、そのマンションは通り道。




いつもつい気になって眺めてしまいます。














私は古めのビルで真っさらな空間が好きで、そのマンションもずっと昔からあって部屋はきれいにリフォームされていたものでした。






何軒も何軒も見て回って、半ば諦めかけた時に出会いました。

















私が部屋に求めるものは、真っさらであること。









変に雰囲気が作られていなくて色付けされていなくて‥‥ピンと来るか。



ばぁーっと自分たちが暮らすイメージが湧いてくるか。


まぁそれは自分たちの好みの家具やインテリアが映える空間かどうかという点なんだと思います。





ただ私の求める真っさらは賃貸ではなかなかなく、それは一目見ただけで判断がつくものなので実際に見せて頂いても一歩も入らずに次へ‥‥という事もしばしばありました。








なのでそのマンションの部屋に出会えた時は本当に嬉しかったし、したい空間のイメージも湧いてきて楽しみになったし、何よりこれでこれからここで好きな人との生活が始められる安心感がすごくありました。

















結局そのマンションは2回の更新をして計5年暮らしました。








オーナーさんもとても素敵な方で息子たちは本当に可愛がっていただいて、あぁこうやって沢山の人に見守られながら生かされているのだなぁと実感する日々でした。





私たちが家族になっていったマンションでもあります。










長男はいつまでどのくらいそこでの日々を覚えているのかなぁ。



















そこから、はなれてみてわかった、あの日々やあの空気。


あぁやっぱり好きだったんだなぁ。


守られていたんだなぁ。



出会えて、そこで生きれて良かったなぁ。



感謝しよう。









そしてまた、今のおうちに出会えた縁にも感謝しかありません。


そこでの日々以上に居心地の良い空間や思い出が作れるような気がするからね、またたくさん幸せを
重ねていけるようにします。











まだちょっとおセンチな気持ちの混ざるそんな眼差しで、きっと明日もそのマンションを眺めていくんだろうな。














また息子たちの成長を見せにオーナーさんに会いに行こうと思います。














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